仕様 | ||
モデル | 最大トルク | 方向 |
TRD-47A-103 | 1±0.2N・m | 両方向 |
TRD-47A-203 | 2.0±0.3N・m | 両方向 |
TRD-47A-303 | 3.0±0.4N・m | 両方向 |
TRD-47A-403 | 4.0±0.5N・m | 両方向 |
1. ダンパーにより時計回り、反時計回りの両方向にトルクを発生させることができます。
2. TRD-47Aにはダンパーが付属しておりませんので、シャフトにベアリングを必ず取り付けてください。
3. TRD-47Aのシャフト製作時は、シャフトの滑りを防止するため推奨寸法で製作してください。
4. TRD-47Aにシャフトを挿入する際は、破損を防ぐためワンウェイクラッチのアイドリング方向にシャフトを回転させてください。
5. 蓋の閉まりに関する問題を避けるために、指定された角度寸法のシャフトが TRD-47A のダンパーのシャフト開口部に挿入されていることを確認してください。図に示されている推奨シャフト寸法を参照してください。
1.速度特性
ディスクダンパーのトルクは回転数に依存します。一般に、グラフに示すように、回転速度が高くなるとトルクは増加し、回転速度が低くなるとトルクは減少します。蓋を閉める際、初期回転速度が遅いため、発生トルクが定格トルクより小さくなります。
本カタログの定格トルクで示すダンパーのトルクは周囲温度の影響を受けます。温度が上昇するとトルクは低下し、温度が低下するとトルクは増加します。添付のグラフに示されているように、この動作はシリコーン オイルの粘度の変化によるものです。
ロータリー ダンパーは、さまざまな業界におけるスムーズで正確なソフト クローズ アプリケーションに最適な優れたモーション コントロール コンポーネントです。これらは、講堂、映画館、劇場の座席のほか、バスやトイレの座席にも広く使用されています。その他、家具、家電製品、日用品、自動車、電車の内装、航空機の内装、自動販売機の入退場システムなどに幅広く採用されています。ロータリー ダンパーは、その優れた性能により、幅広い業界のユーザー エクスペリエンスと安全性を向上させます。