モデル | 最大トルク | 方向 |
TRD-57A-R303 | 3.0±0.3N·m | 時計回り |
TRD-57A-L303 | 反時計回り | |
TRD-57A-R403 | 4.0±0.5 N·m | 時計回り |
TRD-57A-L403 | 反時計回り | |
TRD-57A-R503 | 5.0±0.5 N·m | 時計回り |
TRD-57A-L503 | 反時計回り | |
TRD-57A-R603 | 6.0±0.5 N·m | 時計回り |
TRD-57A-L603 | 反時計回り | |
TRD-57A-R703 | 7.0±0.5 N·m | 時計回り |
TRD-57A-L703 | 反時計回り |
1. ダンパーは時計回りまたは反時計回りの方向にトルク力を生成できます。
2. ダンパーにはベアリングが付属していないため、ダンパーに接続されたシャフトにベアリングが取り付けられていることを確認します。
3. TRD-57A のシャフトを作成するときは、滑りを防止するために、以下の推奨寸法を使用してください。
4. TRD-57Aにシャフトを挿入する際は、ワンウェイクラッチの空転方向にシャフトを回転させてください。ワンウェイクラッチを損傷する恐れがあるため、通常方向から無理にシャフトを挿入しないでください。
シャフトの外形寸法 | ø10 –0.03 |
表面硬度 | HRC55以上 |
焼入れ深さ | 0.5mm以上 |
表面粗さ | 1.0Z以下 |
面取り端(ダンパー挿入側) | ![]() |
5. TRD-57Aをご使用の際は、ダンパーのシャフト開口部に指定の角度寸法のシャフトが挿入されていることを確認してください。シャフトとダンパーシャフトがぐらついていると、蓋が閉まる際に適切に減速しない場合があります。ダンパーの推奨シャフト寸法については、右図をご参照ください。
1. ディスクダンパーによって生成されるトルクは回転速度に依存し、速度が上昇するとトルクが増加し、速度が低下するとトルクが減少します。
2. カタログに記載されているトルク値は、通常、回転速度 20rpm で測定されています。
3. 蓋が閉まり始めると、通常は回転速度が遅くなり、定格トルクに比べて発生するトルクが小さくなります。
4. ディスクダンパーを蓋を閉めるなどの用途で使用する場合は、回転速度とトルクとの相関関係を考慮することが重要です。
1. ダンパーによって発生するトルクは周囲温度の影響を受け、温度とトルクは反比例関係にあります。温度が上昇するとトルクは減少し、温度が低下するとトルクは増加します。
2. カタログに記載されているトルク値は定格トルクとみなされ、通常の動作条件での基準点として機能します。
3. ダンパートルクの温度変動は、主にダンパー内部に使用されているシリコンオイルの粘度の変動によるものです。温度が上昇すると粘度が低下し、トルク出力が低下します。一方、温度が低下すると粘度が上昇し、トルク出力が増加します。
4. ダンパーの最適な性能を確保するには、ダンパーの設計および使用時に、添付のグラフに示す温度特性を考慮することが重要です。温度がトルクに与える影響を理解することで、潜在的な問題を軽減し、動作環境に応じた適切な調整を行うことができます。
ロータリーダンパーは、講堂の座席、映画館の座席、劇場の座席、バスの座席、トイレの座席、家具、家電製品、日用家電製品、自動車、電車や飛行機の内装、自動販売機の搬入出入など、さまざまな業界で使用される完璧なソフトクロージング動作制御コンポーネントです。