モデル | 最大トルク | 逆トルク | 方向 |
TRD-N18-R103 | 1.0 N·m(10kgf·cm) | 0.2 N·m(2kgf·cm) | 時計回り |
TRD-N18-L103 | 反時計回り | ||
TRD-N18-R203 | 2.0 N·m(20kgf·cm) | 0.4 N·m(4kgf·cm) | 時計回り |
TRD-N18-L203 | 反時計回り | ||
TRD-N18-R253 | 2.5 N·m(25kgf·cm) | 0.5 N·m(5kgf·cm) | 時計回り |
TRD-N18-L1253 | 反時計回り |
注: 23°C±2°Cで測定。
1. TRD-N18 は、図 A に示すように、蓋が垂直位置からほぼ完全に閉じられたときに大きなトルクを生成するように特別に設計されています。これにより、安全で信頼性の高い閉鎖が保証されます。
2. しかし、図Bに示すように、蓋を水平位置から閉じる場合、TRD-N18は蓋が完全に閉まる直前に強いトルクを発生します。その結果、蓋が適切に閉まらなかったり、完全かつ正確な密閉が困難になったりする可能性があります。
3. TRD-N18 ダンパーを使用する場合は、蓋の位置を考慮して適切なトルクが生成され、蓋が確実に効果的に閉じられるようにすることが重要です。
1. 蓋にダンパーを組み込む場合は、図に示すように指定された選定計算方法を使用して適切なダンパートルクを計算することが重要です。
2. 必要なダンパートルクを決定するには、蓋の質量(M)と寸法(L)を考慮します。例えば、質量1.5 kg、寸法0.4 mの蓋の仕様では、負荷トルクはT = 1.5 kg × 0.4 m × 9.8 m/s^2 ÷ 2と計算され、負荷トルクは2.94 N·mとなります。
3. 負荷トルクの計算に基づいて、このシナリオに適したダンパーの選択は TRD-N1-*303 となり、必要なトルクサポートでシステムが最適に動作することが保証されます。
1. 回転軸を他の部品に接続する際には、しっかりとした締め付けが不可欠です。締め付けがしっかりしていないと、蓋が閉まる際に効果的に減速せず、適切に閉まらない可能性があります。
2. 回転軸と本体を固定するための適切な寸法については、右側の寸法図を参照してください。これにより、部品間の適切かつ正確な接続が確保されます。これにより、所望の性能が得られ、蓋を閉める際のスムーズな動作が保証されます。
ロータリーダンパーは、トイレの便座カバー、家具、家電製品、日用家電、自動車、電車、航空機の内装、自動販売機の搬入・搬出など、さまざまな業界で使用される完璧なソフトクローズ動作制御コンポーネントです。