仕様 | ||
モデル | 最大トルク | 方向 |
TRD-47A-103 | 1±0.2N·m | 両方向 |
TRD-47A-163 | 1.6±0.3N·m | 両方向 |
TRD-47A-203 | 2.0±0.3N·m | 両方向 |
TRD-47A-253 | 2.5±0.4N·m | 両方向 |
TRD-47A-303 | 3.0±0.4N·m | 両方向 |
TRD-47A-353 | 3.5±0.5N·m | 両方向 |
TRD-47A-403 | 4.0±0.5N·m | 両方向 |
注)定格トルクは、23℃±3℃で回転速度20rpmで測定されます。 |
1.ダンパーは、時計回りまたは反時計回りの両方向にトルクを生成することができます。
2. ダンパー自体にはベアリングが取り付けられていないため、ダンパーに取り付けられたシャフトにベアリングがあることを確認してください。
3. TRD-47A用のシャフトを作成する際は、以下の推奨寸法を参照してください。推奨寸法以外でシャフトを作成すると、シャフトが抜け落ちる可能性があります。
4. TRD-47Aにシャフトを挿入する際は、ワンウェイクラッチの空転方向にシャフトを回転させながら挿入してください。(正転方向から無理に挿入しないでください。ワンウェイクラッチが破損する恐れがあります。)
5. TRD-47Aをご使用の際は、ダンパーのシャフト開口部に指定の角度寸法のシャフトが挿入されていることを確認してください。シャフトとダンパーシャフトがぐらついていると、蓋が閉まる際に適切に減速しない場合があります。ダンパーの推奨シャフト寸法については、右図をご参照ください。
シャフトの外形寸法 | ø6 0 –0.03 |
表面硬度 | HRC55以上 |
焼入れ深さ | 0.5mm以上 |
1. 速度特性
ディスクダンパーのトルクは回転速度に応じて変化します。一般的には、右のグラフに示すように、回転速度が上昇するとトルクが増加し、回転速度が低下すればトルクが減少します。このカタログでは20rpmにおけるトルクを示しています。
蓋を閉める際、蓋が閉まり始める時の回転速度が遅くなり、定格トルクより小さいトルクが発生します。
2. 温度特性
ダンパーのトルク(本カタログでは定格トルクと表記)は周囲温度によって変化します。温度が上昇するとトルクは低下し、温度が下がるとトルクは増加します。これはダンパー内部のシリコーンオイルの粘度が温度によって変化するためです。右のグラフは温度特性を示しています。